【小説】オーバーロード 11巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

圧倒的な強者の物語

ダークファンタジー小説。

丸山くがねの「オーバーロード

今回は11巻の紹介です。

前回の感想やあらすじなどはここに書いてあります。
【小説】オーバーロード 10巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

本記事の内容

  • オーバーロードのことがわかる
  • オーバーロード11巻の感想とネタバレ

まずはオーバーロードの解説をしていきます。
知っているよという方は以下のボタンから飛んでください。

すぐに11巻について知りたい方はこちらから

オーバーロードをわかりやすく解説!


オーバーロードとは、丸山くがねによって書かれたダークファンタジーです。

最初は小説投稿サイトにて連載を開始。それから小説家になろうというサイトを経て、KADOKAWAから書籍が出版されるようになったライトノベル小説です。

このライトノベルがすごい2017年版で、単行本・ノベルズ部門で第1位を獲得しています。

この作品をざっくりいうとRPGなどに登場する魔王的なキャラが、異世界に飛んで暴れるお話です。
なので、圧倒的な強さと残虐な行為が見どころと言えます。

まさにダークファンタジーという括りがうってつけの小説です。

オーバーロードのあらすじ

その日、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了に伴いプレイヤーの1人であるモモンガは、かつて栄光を誇ったギルド、アインズ・ウール・ゴウンの本拠地で郷愁を胸に、一人だけでゲームの終わりを迎えようとしていた。

サービス終了までのカウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じて仲間達との思い出を回想しながらユグドラシルの終了を待っていたが、終了時刻を迎えても強制ログアウトは起こらず、NPC達は意思を持って動き出し、自身もゲームの中の(自分が作った)キャラクターとなってしまったことに気付く。

モモンガはかつてのギルドの栄光を再び手にするべく、アインズと名を改め、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて暗躍し始めるのであった。

ナザリックが転移した異世界、不思議とかつてのユグドラシルと似通った部分を発見したアインズは自分達の持つ力がこの世界の常識と比較してあまりにも強大であることに気付きながらも万に一つの可能性を潰すべく慎重な姿勢を崩さない。まだ見ぬ強者、知らない技術、何よりその裏に見え隠れするプレイヤーの痕跡に。

引用:オーバーロード wikipedia

オーバーロードはアニメ化もされている

オーバーロードはアニメ化されています。
第3期まで放送されている人気アニメです。

アニメはキャラクターに動きと声が吹き込まれているので、小説と違った魅力があります。
小説よりも観やすいのが特徴です。
でも分厚い小説なので当然省かれている場面も多数あります。

アニメ公式サイト

U-NEXTで観ることが可能です。
無料視聴期間があるので、活用してみてはいかがでしょうか。

【アニメ】オーバーロードとは?あらすじや視聴方法を紹介。【無料で観れる方法も】

オーバーロード11巻「山小人の工匠」について

紹介

作者: 丸山くがね
イラスト: so-bin
初版発行: 2016/9/30
発行: KADOKAWA

前回のオーバーロード10巻「謀略の統治者」のあらすじ


簡単なあらすじです。

戦争で王国の一部を支配下においたアインズ。
ナザリックの国を作る計画が進む中、アインズはどのような国にするのか決められずにいた。

考えた末に、「魔導国を人間以外の種族も差別を受けることの無い国」にしたいと考える。

そのために冒険者組合に行き協力を求める。
そこで冒険者の勧誘をするために帝国の競技場に向かうこととなった。

一方、皇帝ジルクニフは自国の被害の甚大さからアインズに対抗すべく、法国や自国の神殿勢力と密会をすることとなる。
しかし、その場所に現れたのは・・・。

【小説】オーバーロード 10巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

オーバーロード11巻「山小人の工匠」あらすじ

魔導国の勢力拡大がつづく第11巻!

失われしルーン技術を求めて
山小人(ドワーフ)の王国を目指すアインズ。
アウラとシャルティアを従えたアインズが
足を踏み入れたドワーフの国では
クアゴアなる亜人種族の侵攻が迫りつつあった。
ルーン工匠を魔導国に引き入れることを交換条件に
アインズはドワーフの王都を奪還する約束をする。
そこで待ち受けていたのはクアゴアのみならず
アゼルリシア山脈最強の種族、フロスト・ドラゴン。
未知なる世界に魔導国の威光が
次々に刻まれていく11巻。

オーバーロード11巻「山小人の工匠」の主な登場人物

・シャルティア・ブラッドフォールン
ナザリック第一、第二、第三階層「墳墓」の守護を任された階層守護者で吸血鬼(ヴァンパイア)。
3巻で偶然、操られてしまったことでアインズと対峙した。この影響で、表立った活躍はできなくなっていた。しかし、今回、アインズからアウラと共にドワーフの国へ行くことを命じられる。

・ゴンド・ファイアビアド
ルーン技術の復活・再興を夢見ているドワーフ。廃棄された都市で採掘作業そしていたときにアインズと出会う。当初、異形の姿に困惑するも、熱い思いを語ったことでアインズと打ち解けあい、意気投合。自身の目的とアインズの目的が一致したことで魔導国に行くことになる。

・ヘジンマール
オラサーダルクとキーリストランとの間に生まれた長子で眼鏡をかけているドラゴン。終始部屋に引きこもり書物を読み耽っていたため、他のドラゴンよりも太っている。
アインズの装備の価値の異常さと力を感じ取りすぐさまアインズに降伏。その後はアウラ配下となる。

オーバーロード11巻「山小人の工匠」の見どころ

・シャルティア
アインズの配下、領域守護者の1人であるシャルティアは、前回の失敗を挽回しようと頑張ります。今回はそんな彼女に注目です。

・アインズの掌握術
アインズは戦う以外にも様々な方法で信頼や崇拝の念を抱かせて、配下や協力関係を結んでいきます。その方法はまさに支配者。

・エンリやザリュース
本編とは違いますが、カルネ村やリザードマンのその後も描かれています。エンリとザリュースに大きな変化がありました。どちらもアインズの配下になったことで良い方向に進むことになります。

オーバーロード11巻「山小人の工匠」の評価

個人的には5段階評価で4です。

今回は知略や伏線がほとんどありませんでした。

どちらかと言えば正統派のお話。
今まで裏で動いていた者が誰かしらいたので、
少し拍子抜けです。

そこを考えて4です。

オーバーロード11巻「山小人の工匠」の感想とネタバレ

ここからはネタバレも含まれます。

物語は少し遡ります。

帝国からエ・ランテルに戻ってきたアインズは、帝国の皇帝ジルクニフが魔導国の属国になることを提案してきたことに困惑していました。
数々の偶然が重なってしまったことなので、アインズ自身はなぜ属国になりたいのかわかっていません。
どうにもできないので、遠くに出かけている間にアルベドとデミウルゴスに上手くやってもらおうと考えます。

権力者が属国になりたいといきなり言ってきたら誰でも驚きますよね。
しかも、自分が何したかわからないのに・・・。

なので、遠くに行って現実逃避をしようとします。
その旅先がドワーフの国でした。
昔からルーンという技術を手に入れたいと考えていたためです。

その同伴にシャルティアとアウラを選びます。
この人選は、シャルティアの成長と促すため。アウラは補佐的な感じです。

シャルティアからしたら挽回のチャンスが来て、主人の近くでそれができる。
もう最大にして最高の場面です。失敗したら後がない展開ですけどね。
アインズからしたら失敗はつきものだと考えているので許されるとは思いますが、シャルティアからしたらメンタルブレイク必須なので、頑張ります。

そこは見どころです!

もう一つの見どころがアインズの交渉です。
今回は様々な状況下で色々な人々と交渉をします。
アインズはアルベドやデミウルゴスのような優秀な部下がいるので、交渉を任せていました。
でもそれではいけないと日々2人に追いつこうと努力をしています。
この物語ではそれが存分に発揮されています。

まずはリザードマン。

配下のリザードマン、ゼンベルがかつてドワーフの国に滞在していたことを聞き、アインズはリザードマンの集落に向かいます。
しかし、ドワーフに恩があるゼンベルは、警戒して場合によっては敵対するとまで言い放つのです。

まぁ、4巻で理不尽に支配されてしまったから、わかります。

アインズはドワーフと友好関係を築くつもりだと語り、ゼンベルの了承を取り付けることに成功。

ゼンベルの案内で着いたドワーフの国は廃墟になっていました。
しかし、そこで1人のドワーフ、ゴンドと出会います。

ゴンドはルーン文字の再建を願っていました。
アインズもルーン文字を求めていたので意見が一致。
友好関係を気づいていきます。

そんな中で、ドワーフと敵対するモグラに似た亜人種のクアゴアの集団が、ドワーフの国の首都であるフェオ・ジュラに進行していることが判明。

ドワーフたちを助けたと同時に、アインズはドワーフのお偉いさん方、摂政会に提案をします。
貿易をしたいことやルーン工匠の招へいと引き換えにクアゴアを撃退すること、さらにはクアゴアに奪われた王都の奪還までおこなうことを。

アンデットということで摂政会は恐怖しますが、もうアインズの助けがないとどうにもならないので、運命は決まってたようなものです。

もう一つ、ルーン文字が20字刻まれた剣をルーン工匠に見せ、失われた技術の復活をしないかと提案します。
剣を見たルーン工匠たちの胸に、失われた情熱が蘇るのでした。

アインズによってドワーフたちは良い方向へと向かっていきます。

これはアインズの交渉の賜物ですね。

しかし、アインズに逆らったものは悲惨な末路が待っていました。
もうお決まりですよね。

そのターゲットがフロスト・ドラゴンとクアゴア。
ドラゴンはそんなに悲惨ではないかもしれませんが、クアゴアは悲惨です。

ドワーフと敵対をしているクアゴアの氏族王リユロはフロスト・ドラゴンの王に助けを求めます。
王は財宝と引き換えに敵を蹴散らすことを約束。

息子の一人であるヘジンマールをその役に任じました。
しかし、ヘジンマールはアインズの雰囲気から服従を選択。
アウラの配下に加えることになります。

ヘジンマールの案内でフロスト・ドラゴンの王の元に来たアインズは、服従を求めるが、王はそれを拒否。
アインズによって瞬殺されてしまいます。

他のフロスト・ドラゴンは王が死んだことで服従を選択。

一方、リユロは強者なら従うが、一戦も交えず、強さの分からない相手に従うことはできないと言います。
このリユロの言葉を敵対と解釈したシャルティアは、アインズの「従わないならば1万程度に減らして従わせろ」という命令を実行。

8万いたクアゴアは、シャルティアによってあっという間に数を減らされてしまいます。
リザードマンや王国の兵士のようにです。
そのことでクアゴアは後悔をします。

クアゴアは直接アインズと交渉した訳ではありませんが、「素直に従います」と言わなかったのがいけなかったと思います。
状況がどうあれ、素直に従った者と逆らった者の末路に違いが出るのは、今まで通りですね。

今回は、恐怖じゃなくて言葉や行動で信頼を勝ち取りました。
それはアインズ自身の成長だと思います。

ドワーフの首都まで戻ってきたアインズは、王都奪還を摂政会から感謝されます。
また鍛治工房長がインゴットを持ち逃げした件を謝罪されるのでした。
自分の技術の無さから旅に出て、技術を磨くためにです。

寛大な態度でそのことを許すアインズは、ルーン工匠に対する式典を開いて欲しいと頼みます。
式典で主役となったルーン工匠は、アインズにこの恩を必ず返すことを誓うのでした。

そういう細かいところまでできるのは流石アインズ様だと思います。
これで信頼は爆上がりですね。

式典会場から抜け出したアインズは、デミウルゴスから短期間で帝国の属国化とドワーフ国との交易開始を成し遂げたことを賞賛されます。

そして、デミウルゴスが聖王国で何かを準備していることを言います。
次回は聖王国がターゲットになるんだと思います。

今回のお話ではアインズの交渉と力が目立った内容でした。
デミウルゴスがいなかったので、裏で何かがというようなことはありませんでした。
だから、読みやすかったと思います。

普段の裏で何かが起こっている展開と違った内容でしたが、そこが良かったです。

冒険物が好きな人にはオススメの内容かもしれません。

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