最高殊勲夫人の感想を紹介
一言で言えば、古き良き昭和レトロを感じる小説でした。
典型的な恋愛展開でありながら、飽きずにいつの間にか読みきってしまっている。
不思議で、楽しく、すらすら読めてしまう恋愛小説です。
昭和って良いなぁ~なんて思ってしまうかもしれません。
携帯やスマホのない時代、直接会って人間関係を育んでいく。中々会えないからこそ、それが濃い関係になっていくんだと思いました。今の時代難しい恋愛かもしれません。なので、羨ましくもあります。 ラブコメなので山あり、谷ありで一筋縄では行かない展開になっています。
その道中は楽しく読み進められると思うので、幸せな終わり方を望む人はぜひ、この昭和のラブコメ小説を読んでみてはいかがでしょうか。
ここからはネタバレありの一言です。
読んでいない方はご注意を。
自分が主人公の立場だったら結婚しなかったかもしれないと思いました。
姉2人が三原商事の長男、次男と結婚している。それで次は、私の番と言われても納得いかないし、家庭まで顔色を伺うことになるので嫌だなと思いました。
実際、杏子も拒否しているので、そうだよなと。
最終的には恋が芽生えたから良かったですが、それがなかったら・・・。
最後には結婚を選んだわけだから、最初から結婚をさせたかった姉の思惑通りになったわけで、それは殊勲もの。題名の通りですね。
その行動力は凄い。
昭和の古き良き時代を知れる恋愛小説です。
もしその時代のことが知りたかったらおすすめです。
お話も読みやすいのであっという間に読み切ってしまうと思います。
気軽に読める恋愛小説です。
もし気になったらぜひ読んでみてください。
人から薦められるのと自分から選ぶのでは、好きな人が一緒でも意味が違う。
今回は心ときめく昭和のラブコメディ小説を紹介したいと思います。
「最高殊勲夫人」 昭和を舞台に描かれる会社恋愛のお話です。
時代設定が少し古いですが、入りやすくて読みやすい小説です。
昭和ならではの恋愛や古き良き昭和の人たちが作り上げる世界観は、見ていて羨ましくなります。
最高殊勲夫人について紹介
最高殊勲夫人の詳細について書いていきます。
これを読めば内容がわかります。
作者紹介
源氏 鶏太げんじ けいた
1912─1985年。富山市生まれ。本名、田中富雄。富山県立富山商業高等学校卒業後、1930年に住友合資会社に入社、会社勤めのかたわら懸賞小説に応募するなど執筆活動を行い1951年には「英語屋さん」他で直木賞受賞する。1956年、退職し小説家に専念、1958年からは直木賞選考員も務めた。長年の会社員生活をもとに企業を舞台としたユーモア溢れる「サラリーマン小説」を多数発表し、さらにその多くは映像化もされた。1971年、吉川英治文学賞受賞。主な作品に『青空娘』『最高殊勲夫人』(ちくま文庫)、『停年退職』(河出文庫)、『三等重役』など。
筑摩書房HP
最高殊勲夫人のあらすじ
野々宮杏子は、三原商事の社長夫人である姉から、義弟の三原三郎との政略的な結婚を持ちかけられる。しかし、利発な彼女は恋人がいると嘘をつき、三郎と協力してこの話が実現しないよう奔走する。それぞれに別の結婚話が動き出す頃、いつの間にか二人はお互いに惹かれ合っていることに気づいてしまう…。読み始めたら止まらない、胸ときめく昭和のラブコメディ! 筑摩書房HP
最高殊勲夫人の読みどころ
・杏子と三郎の恋愛模様
まずはこの小説のメインストーリーと言える2人の恋愛です。お互い、ある理由から最初は毛嫌いをしてしまいます。しかし、徐々に気になる存在へと変わっていく、心境の変化は読んでいて微笑ましくもあり、楽しいです。
・性格の良い登場人物
この小説に出てくる人たちは根が優しく、真面目な人たちが多いです。苛っとしたりしても理由を知ると許せてしまいます。たぶん、こんな人たちと係わってこれたら幸せだなと感じると思います。
・タイトルの意味
勘が良い人は気がついていると思いますが、読み終えたときにこの小説の意味がわかるはずです。
最高殊勲夫人の感想を紹介
一言で言えば、古き良き昭和レトロを感じる小説でした。
典型的な恋愛展開でありながら、飽きずにいつの間にか読みきってしまっている。
不思議で、楽しく、すらすら読めてしまう恋愛小説です。
昭和って良いなぁ~なんて思ってしまうかもしれません。
携帯やスマホのない時代、直接会って人間関係を育んでいく。中々会えないからこそ、それが濃い関係になっていくんだと思いました。今の時代難しい恋愛かもしれません。なので、羨ましくもあります。 ラブコメなので山あり、谷ありで一筋縄では行かない展開になっています。
その道中は楽しく読み進められると思うので、幸せな終わり方を望む人はぜひ、この昭和のラブコメ小説を読んでみてはいかがでしょうか。
ここからはネタバレありの一言です。
読んでいない方はご注意を。
自分が主人公の立場だったら結婚しなかったかもしれないと思いました。
姉2人が三原商事の長男、次男と結婚している。それで次は、私の番と言われても納得いかないし、家庭まで顔色を伺うことになるので嫌だなと思いました。
実際、杏子も拒否しているので、そうだよなと。
最終的には恋が芽生えたから良かったですが、それがなかったら・・・。
最後には結婚を選んだわけだから、最初から結婚をさせたかった姉の思惑通りになったわけで、それは殊勲もの。題名の通りですね。
その行動力は凄い。
昭和の古き良き時代を知れる恋愛小説です。
もしその時代のことが知りたかったらおすすめです。
お話も読みやすいのであっという間に読み切ってしまうと思います。
気軽に読める恋愛小説です。
もし気になったらぜひ読んでみてください。
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