スピードがある相手を止めるのはどうすれば良いのかなぁ?
こんな守備の疑問に答えていきます。
世界にはスピードを武器に活躍するドリブラーがたくさんいます。
例えばサラー選手やマネ選手、アザール選手など。メッシ選手やクリスチアーノ・ロナウド選手、ロッベン選手とリベリー選手なんかもそうでした。もう少し年齢が高いサッカーファンだとロナウド選手やロナウジーニョ選手などになるかと思います。
その選手達を見るのは楽しいことですが、DFからしたらとても厄介な相手です。
サッカーにおいて、スピードはシンプルで最大の武器になります。
それを止めるのは至難の技です。
でも、そう言った選手と対峙しなければならないときがあります。
今回はそんなスピードに自信のある選手を止める方法を紹介していきます。
本記事の内容
- スピードに自信のある選手を止める守り方とは
- 個人の力を身につける
この記事はディフェンダーをしている人や守備が上手くなりたい向けの記事です。
この考え方を知ることで、慌てずに対処することができます。
では早速説明をしていきますね。
スピードに自信のある選手を止める守り方を2ステップで紹介!
- 全体的にディフェンスラインを下げること。
- 1対2の状況を作ること
スピードのあるドリブラーを止めるには主に2ステップで守っていきます。
基本的にスピードのあるドリブルが得意な相手を1人で止めるのは難しいです。
自分の足や守備に自信があるなら別ですが、そうではないならこの方法で対処していきましょう。
順に説明していきますね。
足の速い人の止め方ステップ①:全体的にディフェンスラインを下げること。
まず、ディフェンスラインを下げることで裏のスペースを消しましょう。
スピードのある選手は自分が走りこむためにDFの背後にあるスペースを狙ってきます。
なので、このスペースを消すことで、スペースにボールが出てから競い合う必要がなくなります。
また、スピードがある選手にストレスをあたえることも可能です。
通常は下がりすぎるとピンチになってしまいますが、足が速い相手は下がることのが効果的になります。
でもチームで決めたラインで止めるのが理想なのでそれまでに連携をできる形を作りましょう。
足の速い人の止め方ステップ②:1対2の状況を作ること
下がりながら1対2の状況を作りましょう。
間合いを保ちながら相手の仕掛けるタイミングを遅らせます。
そして味方がカバーできる位置に来たら間合いを詰めましょう。
そうすれば1人目がかわされても、2人目でカットすることができます。
詰めるタイミングは足元からボールが離れた瞬間です。
ボールが足元から離れたら相手も何もできません。
その瞬間はイーブンなので足が速くても止めることが可能です。
サイドで相手にボールを持たれたときには、1対1の状況では飛び込まないことなど約束事を決めておくと安心して対応ができます。
しかし、上記の方法でも止められない選手がプロにはいます。その代表格がバルセロナのメッシです。細かいステップによってタイミングを外されたり、体重移動によってバランスを崩されてしまったりします。
このように速さとテクニックがある選手と対面した場合は、できるだけ人数をかけるしかありません。
スピードのある選手を完璧に止めたいなら個人の力を強化する
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スピードのある選手をしっかりと抑えたいなら個人の力を鍛えるしかありません。
速さ、予測、当たり負けしない体作り。
まずはそれをやりましょう。
止める方法は味方がカバーしてくれるのが前提です。
それに納得がいかないなら自らを鍛えていくしかありません。
その方法は参考になる選手を探すのが早いです。
例えば日本代表の長友選手。
カウンターを喰らっても、ヨーイドンで競っても勝ててしまう守備力と走力をもっています。
現在のサッカーでスピードがあると言われている、サラー選手を1対1で止めた経験が何度もあります。
それぐらい守備力のある選手です。
なので、参考にしてみると学びになると思います。
自身があるなら問題なし
もし1対1でも止められる自信がある場合は止める方法についてはあまり意味がありません。
1対2の状況を作るとこいうことは誰かがフリーになってしまうので、1人で止められるならそれが理想です。
人数とスペースを使うのでゴールに近くなってしまったり、フリーの人を作ってしまったりする可能性があるのでリスクはあります。
しかし、これぐらいしないと強力な選手は止められません。
サッカーはチームプレーです。協力して勝つことが大切です。
少しでも不安があるならチームでしっかりと守りましょう。
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