【小説】オーバーロード 9巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

アフィリエイト広告を利用しています。

圧倒的な強者の物語。

ダークファンタジー小説。

丸山くがねの「オーバーロード

今回は9巻の紹介です。

前回の感想やあらすじなどはここに書いてあります。
【小説】オーバーロード8巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

本記事の内容

  • オーバーロードのことがわかる
  • オーバーロード9巻の感想とネタバレ

まずはオーバーロードの解説をしていきます。
知っているよという方は以下のボタンから飛んでください。

すぐに9巻について知りたい方はこちらから

目次

オーバーロードをわかりやすく解説!


オーバーロードとは、丸山くがねによって書かれたダークファンタジーです。

最初は小説投稿サイトにて連載を開始。それから小説家になろうというサイトを経て、KADOKAWAから書籍が出版されるようになったライトノベル小説です。

このライトノベルがすごい2017年版で、単行本・ノベルズ部門で第1位を獲得しています。

この作品をざっくりいうとRPGなどに登場する魔王的なキャラが、異世界に飛んで暴れるお話です。
なので、圧倒的な強さと残虐な行為が見どころと言えます。

まさにダークファンタジーという括りがうってつけの小説です。

オーバーロードのあらすじ

その日、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了に伴いプレイヤーの1人であるモモンガは、かつて栄光を誇ったギルド、アインズ・ウール・ゴウンの本拠地で郷愁を胸に、一人だけでゲームの終わりを迎えようとしていた。

サービス終了までのカウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じて仲間達との思い出を回想しながらユグドラシルの終了を待っていたが、終了時刻を迎えても強制ログアウトは起こらず、NPC達は意思を持って動き出し、自身もゲームの中の(自分が作った)キャラクターとなってしまったことに気付く。

モモンガはかつてのギルドの栄光を再び手にするべく、アインズと名を改め、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて暗躍し始めるのであった。

ナザリックが転移した異世界、不思議とかつてのユグドラシルと似通った部分を発見したアインズは自分達の持つ力がこの世界の常識と比較してあまりにも強大であることに気付きながらも万に一つの可能性を潰すべく慎重な姿勢を崩さない。まだ見ぬ強者、知らない技術、何よりその裏に見え隠れするプレイヤーの痕跡に。

引用:オーバーロード wikipedia

オーバーロードはアニメ化もされている

オーバーロードはアニメ化されています。
第3期まで放送されている人気アニメです。

アニメはキャラクターに動きと声が吹き込まれているので、小説と違った魅力があります。
小説よりも観やすいのが特徴です。
でも分厚い小説なので当然省かれている場面も多数あります。

アニメ公式サイト

U-NEXTで観ることが可能です。
無料視聴期間があるので、活用してみてはいかがでしょうか。

【アニメ】オーバーロードとは?あらすじや視聴方法を紹介。【無料で観れる方法も】

オーバーロード9巻「破軍の魔法詠唱者」について

作者紹介

作者: 丸山くがね
イラスト: so-bin
初版発行: 2015/6/29
発行: KADOKAWA

前回のオーバーロード8巻について

簡単なあらすじです。

過去にアインズに窮地を救われたエンリと薬師のンフィーレア。ゴブリンを護衛とするカルネ村で、二人はひたむきに生きていた。
しかし”森の賢王”が去り、森の均衡が崩れたことで、新たな脅威がカルネ村を襲う。――「エンリの激動かつ慌ただしい日々」。

一般メイドから守護者まで、絶対忠誠を誓うシモベたちを統率するアインズ。彼は、ある誘いをマーレら一部の守護者に持ちかける。
ナザリック支配者の悩ましい日々が明らかに――「ナザリックの一日」。

2本の短編エピソードで構成された内容になっています。

【小説】オーバーロード8巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

オーバーロード9巻「破軍の魔法詠唱者」のあらすじ

我が力を喝采せよ。

例年、睨みあいで終わるはずの王国と帝国の戦。
しかし、帝国の支配者である鮮血帝・ジルクニフがナザリックを訪れ、
戦にアインズが参入したことにより、
その戦争は大きく変化することとなる――。

暴虐の嵐が戦場に吹き荒れ、恐怖に染まり、そこは地獄と化す。

オーバーロード9巻の主な登場人物

・ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス
鮮血帝と呼ばれる帝国の皇帝。親族同士での謀殺を繰り返した凄惨な過去を背負っている。ナザリックの戦力を見るためにしてワーカーを派遣した。そのことでアインズに呼び出されることとなる・・・。

・ガゼフ・ストロノーフ
王国最強の戦士にして、王国戦士長。アインズに救われた経験があり、それがきっかけでアインズの力を知る。帝国との戦争では、王の側近として参戦。
アインズから勧誘を受けるも王への忠誠心から、一騎討ちを申し込むのであった。

・バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフ
王国の第一王子。戦争にアインズが参戦してくることがわかったので、王がカルネ村にバルブロを派遣する。アインズを撤退させるための交渉材料として、徴兵という形で捕虜にしようと目論むも、偶発的な事態が積み重なってカルネ村と全面攻勢になる。

オーバーロード9巻「破軍の魔法詠唱者」の見どころを紹介

・皇帝
ワーカー達をナザリック地下大墳墓に送ったことで、その責任と謝罪のためにアインズに会いに行きます。そこで知る格差と裏切り者。
友好関係を結んだことで、アインズを王国との戦争に招待します。彼こそこの巻のキーマンです。

・カルネ村のピンチ
アインズが戦争に参加することがわかった王国は、アインズと関係するカルネ村に軍を送ります。そして、イザコザの末に攻撃を受けてしまいます。絶体絶命のピンチを救ったのは・・・。

・アインズの圧倒的な力
戦場に登場したアインズは、圧倒的な力で王国の人々を虐殺していきます。その差は、今までのアインズの凄さを上回る内容になっています。この巻の最大の見せ場です。

オーバーロード9巻「破軍の魔法詠唱者」の評価

個人的には5段階評価で5です。

皇帝とのやりとり。カルネ村の戦闘。帝国対王国の戦争。
今回は見どころ盛り沢山の巻になっています。

特に帝国対王国の戦争は、アインズが大活躍するので好きでした。
オーバーロードらしい内容になっています。

ということで5にしました。

オーバーロード9巻「破軍の魔法詠唱者」の感想とネタバレ

ここからはネタバレも含まれます。

アインズの凄さがわかる内容になっています。
今までで1番好きな巻でした。

この巻から本格的にナザリックが表舞台に現れます。
個人の戦闘能力が強いので、こんな集団が表に出てきたら、勢力図なんてすぐに変わってまうと思います。
なので、今後が楽しみです。

物語は皇帝、ジルクニフがナザリック地下大墳墓に行くことを決めるところから始まります。
突如、アインズの配下、アウラとマーレが帝国内に現れて、皇帝に謝罪するように要求しました。
ワーカーたちをナザリックに送った責任のためです。
そのときに兵士たちを目の前で虐殺されたことで行かざるおえなくなってしまいました。

元々は仕組まれていたことなのでこれがアインズのシナリオです。

皇帝はナザリックの豪華さやモンスターを見てすぐに敵わないと悟ります。
そこで友好を結ぶことに。

それが帝国と王国の運命を大きく変えてしまうことになります。

王国との戦争にアインズが参加することが決定します。

普通の人の同士の戦争にアインズが加わるなんて絶望しかないですよね。

案の定アインズの実力を知るガゼフは、王に戦わない方が良いと進言します。
それに反対したのが貴族たち。
アインズの力を見誤ってしまうのです。

良くある侮りってヤツですね。

その策としてアインズを弱体化させるために、カルネ村に第一王子と軍を派遣します。

そして、イザコザが起こり、戦闘に発展するわけです。
カルネ村は強いゴブリン何人もいましたが、数で勝る王国に圧倒されていきます。

絶体絶命のピンチの中、形勢逆転したのがアインズからもらったアイテムでした。

そのアイテムを使うことで数に勝る軍を圧倒。

村に勝利をもたらしたのです。

本当にアインズ絡みで色々巻き込まれてしまう村だと思いました。
この形勢逆転は圧倒的な数を圧倒的な力で上回るので、心が踊りました。

一方で、アインズは圧倒的な数を1人で片付けます。
王国からしたら魔王そのもの。
それがオーバーロードらしいといっても過言ではないと思います。

アインズは最初の攻撃を担うことになります。
魔法で何万にもの人を瞬殺。

その後も虐殺は続き、戦場は混乱していきます。

そんな魔王に立ち向かったのがガゼフでした。
一騎討ちを提案。
騎士の誇りをかけた戦いは、瞬時に決着。
結果は見えていましたが、ガゼフの行動と生き様がカッコ良かったです。

この戦闘でアインズの圧倒的な力は広まることになります。
最後は王国の一部を支配下にすることに。

今回は帝国側について戦闘に参加しましたが、強さに関しては圧倒的にアインズが上なので、今後は独立して仕掛けていくはずです。

なので、今後もこのような展開が待っていると思います。
本当に楽しみです。

圧倒的な力以外にもアインズの内心がわかる部分は観ていてギャップがあって面白いかったです。
そこも見どころと言えます。

圧倒的な力と展開で物事を変えていくのが好きな人には、オススメの巻です。
個人的には1番好きな巻でした。

もし、気になったらぜひ読んでみてください。

次の巻はここから。
【小説】オーバーロード 10巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、ゆうやけと申します。
このブログでは好きなことや興味のあることを書いていこうと思っています。
主に本、サッカー、映画、ブログ、経験したことなどです。
ドメインのlibraryの単語を間違えてしまうほどおっちょこちょいですが、
大目に見ていただきたいと思っております。
宜しくお願いします。

コメント

コメントする

目次