【小説】オーバーロード6巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

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圧倒的な強者の物語。

ダークファンタジー小説。

丸山くがねの「オーバーロード

今回は6巻の紹介です。

前回の感想やあらすじなどはここに書いてあります。
【小説】オーバーロード5巻を読んで。あらすじとネタバレありの感想。

本記事の内容

  • オーバーロードのことがわかる
  • オーバーロード6巻の感想とネタバレ

まずはオーバーロードの解説をしていきます。
知っているよという方は以下のボタンから飛んでください。

すぐに6巻について知りたい方はこちらから

目次

オーバーロードをわかりやすく解説!


オーバーロードとは、丸山くがねによって書かれたダークファンタジーです。

最初は小説投稿サイトにて連載を開始。それから小説家になろうというサイトを経て、KADOKAWAから書籍が出版されるようになったライトノベル小説です。

このライトノベルがすごい2017年版で、単行本・ノベルズ部門で第1位を獲得しています。

この作品をざっくりいうとRPGなどに登場する魔王的なキャラが、異世界に飛んで暴れるお話です。
なので、圧倒的な強さと残虐な行為が見どころと言えます。

まさにダークファンタジーという括りがうってつけの小説です。

オーバーロードのあらすじ

その日、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了に伴いプレイヤーの1人であるモモンガは、かつて栄光を誇ったギルド、アインズ・ウール・ゴウンの本拠地で郷愁を胸に、一人だけでゲームの終わりを迎えようとしていた。

サービス終了までのカウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じて仲間達との思い出を回想しながらユグドラシルの終了を待っていたが、終了時刻を迎えても強制ログアウトは起こらず、NPC達は意思を持って動き出し、自身もゲームの中の(自分が作った)キャラクターとなってしまったことに気付く。

モモンガはかつてのギルドの栄光を再び手にするべく、アインズと名を改め、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて暗躍し始めるのであった。

ナザリックが転移した異世界、不思議とかつてのユグドラシルと似通った部分を発見したアインズは自分達の持つ力がこの世界の常識と比較してあまりにも強大であることに気付きながらも万に一つの可能性を潰すべく慎重な姿勢を崩さない。まだ見ぬ強者、知らない技術、何よりその裏に見え隠れするプレイヤーの痕跡に。

引用:オーバーロード wikipedia

オーバーロードはアニメ化もされている

オーバーロードはアニメ化されています。
第3期まで放送されている人気アニメです。

アニメはキャラクターに動きと声が吹き込まれているので、小説と違った魅力があります。
小説よりも観やすいのが特徴です。
でも分厚い小説なので当然省かれている場面も多数あります。

アニメ公式サイト

U-NEXTで観ることが可能です。
無料視聴期間があるので、活用してみてはいかがでしょうか。

【アニメ】オーバーロードとは?あらすじや視聴方法を紹介。【無料で観れる方法も】

オーバーロード 6巻「王国の漢たち(下)」について

紹介

作者: 丸山くがね
イラスト: so-bin
初版発行:2014/1/31
発行: KADOKAWA

前回までの物語

簡単なあらすじです。

リ・エスティーゼ王国は、裏社会を牛耳る巨大組織「八本指」の脅威にさらされていた。

アインズの命をうけ、情報収集の目的で王国に潜入した鋼の執事・セバス。
偶然出会った少女、ツアレを助けたことで八本指に狙われることに。

ある時、少年を助けたことで、王女に使えていた少年、クライムに弟子入りを志願される。
彼が王国の兵士だと知り、ツアレのことを相談する。

その瞬間、セバスを追っていた八本指のサキュロント配下の暗殺者が5人現れる。
セバス、ブレイン、クライムは協力して暗殺者を倒し、何が目的かを聞き出すことに成功。
暗殺者はセバスを殺し、ソリュシャンを好きにしようとするサキュロントの差し金であることが判明する。

セバスはこれを聞き、サキュロントと娼館を潰すことを決意するのだった…。

6巻の「王国の漢たち(下)」のあらすじ

ツアレの存在をアインズに知られたセバス。
裏切ったと思われたが、忠誠心を示し、ツアレをナザリックの配下にすることに成功する。

そんな、ツアレは王国に潜む裏組織“八本指”最強の戦闘集団“六腕”に誘拐されてしまう。
自分の配下が誘拐されたことで、アインズの逆鱗に触れ攻撃対象に。

ほぼ同時にラキュース率いるアダマンタイト級冒険者“蒼の薔薇”も八本指への攻撃を開始する。

その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。

苛烈な抗争の渦に巻き込まれ、王都が紅蓮の炎に包まれる。
王都の運命はいかに・・・。

主な登場人物

・セバス・チャン
鋼の執事
ナザリック第九、第十階層に控え、メイド長と共に「至高の四十一人」の生活面を支える最高責任者である執事。
正体は竜人。ナザリックではごく少数派の「善」に傾いた性格。そのことでツアレを助けることに。
外見は黒のタキシードに白髪白髭のステレオタイプな老執事そのもの。
アインズからは商人の令嬢役のソリュシャンと組み、その執事役として王都における潜入している。

・ソリュシャン・イプシロン
戦闘能力を持つ6人のメイドチーム「プレアデス」の三女。
美しい姿は擬態しているが、その正体は捕食型スライム。
情報収集の一環としてアインズから「武技や魔法を修得した後ろ暗い犯罪者の捕縛」という命を受け、執事役のセバスと共にエ・ランテルに潜入している。

・クライム
忠犬
幼い頃ラナーに拾われた青年。そのことがきっかけで王女付きに。
特別な才能などは無く努力を愚直なまでに重ねている兵士。
偶然セバスの技を目撃し師事を乞う。

・ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
黄金の姫と呼ばれる王女。
金の髪と美貌、頭の回転の良さから“黄金”の二つ名で知られている。

・ガゼフ・ストロノーフ
王国最強を謳われて近隣諸国にその名を轟かせる男。
1巻でアインズに助けられたこともあり、アインズの力を知ることになった人物。

・ブレイン・アングラウス
武の求道者
刀を武器とする抜刀術の達人。シャルティアと対峙したことで、自信を喪失。
ガゼフやクライム、セバスと関わったことで、徐々に自信を取り戻していく。

オーバーロード6巻の見どころ

・セバス
セバスが大活躍します。相対するは八本指の戦闘集団”六腕”。大切な人を取り返すために凄まじいバトルを展開します。

・ヤオダバオト
八本指と王国のバトルの最中に突如現れた大悪魔。彼は圧倒的な力で青の薔薇を追い込みます。
その正体にも注目です。

・真の目的
突如、王国に現れた大悪魔・ヤオダバオトの目的とは…。

オーバーロード6巻の評価

個人的には5段階評価で5です。

・セバス対六腕

・モモン対ヤオダバオト

多くの戦闘シーンがあり、アインズの活躍もある。
見どころ満載の巻です。

また、ナザリックの目的やラナーなど裏で策略も展開されるので、
こんなことがと驚きもあります。

オーバーロード6巻「王国の漢たち」の感想とネタバレ

ここからはネタバレも含まれます。

ツアレのことでアインズに呼び出されたセバス。
裏切ったと思われていたが、忠誠を誓ったことでお咎めなしに。
そして、ツアレがアインズの配下になります。

この2人の関係は年の離れた恋人のようで微笑ましく思えます。

そんな、ツアレは、八本指に誘拐されてしまいます。
元八本指の娼婦館にいたことやセバスの態度が気に入らなかったから。
そのことでアインズの逆鱗にふれ、攻撃を受けることになってしまいました。

セバスが圧倒的な力で殲滅。

もう凄いのなんのという感じです。

紳士でカッコよくて強い。ずるい存在ですね。

それとほぼ同時にラナー王女と青の薔薇も八本指の拠点を攻撃する計画を練っていました。
拠点数に対して戦力が足りなかったラナー王女は、レエブン候という人物に助力を請います。

そして、青の薔薇が攻撃をしたときにたまたま、プレアデスの1人、エントマと遭遇。
最初は苦戦していましたが、イビルアイという青の薔薇のメンバーが参戦したことで、形勢逆転することに。

プレアデスは1人1人が人間ではないので強いです。
3人がかりじゃないと止められない。イビルアイに関しては人間ではないですけどね。
ナザリックには、そんな存在が守護者以外にもたくさんいるんだから戦力は豊富といえます。

瀕死の状態まで追い込んだ青の薔薇でしたが、大悪魔ヤルダバオトの登場で一気にピンチを迎えます。
圧倒的な強さで青のバラを殲滅。

そこへ登場したのが冒険者モモン。
遅れて登場するのはヒーローの特権ですね。

そしてヤルダバオトとの決戦に挑みます。
このバトルはいろいろな意味で見所です。

ヤルダバオトの正体とは…。そして、真の目的とは…。
ここはこの本を読んで欲しいです。

これがわかると色々なものが繋がっていきます。

そして、この騒動によってラナー王女の歪んだ欲望が垣間見えます。
ラナー王女やセバス以外にもクライムやブレインといった5巻で登場した人物がそのまま登場。
それぞれに山場があるので、そこも見どころです。

少し気になったのが、イビルアイが言っていた「ぷれーやー」の子孫が神人と呼ばれる強い戦闘力を持った存在になるということ。
これはアインズたちのことを指しているのだと思うので、強者がまだまだいるのかもしれないと感じました。
そこも今後注目ですね。

王国の裏組織との戦い、ヤルダバオトと決戦などお話のボリュームが豊富なので楽しめるはずです。
そして、その裏で動いていた思惑…。

緻密で、大胆な展開に心が躍りました。

ワクワクな展開とバトルが好きならおすすめの巻です。

気になったら、ぜひ読んでみて下さい。

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この記事を書いた人

はじめまして、ゆうやけと申します。
このブログでは好きなことや興味のあることを書いていこうと思っています。
主に本、サッカー、映画、ブログ、経験したことなどです。
ドメインのlibraryの単語を間違えてしまうほどおっちょこちょいですが、
大目に見ていただきたいと思っております。
宜しくお願いします。

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