【映画】パンとバスと2度目のハツコイを観て【あらすじとネタバレありの感想】

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みんな片思いだ。

そんなことを気づかせてくれる映画を紹介します。

パンとバスと2度目のハツコイ

乃木坂46を卒業した深川麻衣さんが主演の恋愛映画です。

目次

パンとバスと2度目のハツコイについて紹介

パンとバスと2度目のハツコイの作品紹介や見どころについて紹介をしていきます。

監督

今泉力哉

1981年福島出身。音楽ドキュメンタリー『たまの映画』(10)で商業監督デビュー。『こっぴどい猫』(12)が数々の海外映画祭で上映。山下敦弘監督とともに共同監督したドラマ「午前3時の無法地帯」や乃木坂46の個人PVなど、映画以外にもその活動の場を広げている。 『サッドティー』(14)では男女の一筋縄ではいかない恋愛模様を描き注目された。長編映画作品には『知らない、ふたり』(15)『退屈な日々にさようならを』(16)などがある。

キャスト

・深川麻衣
・山下健二郎
・伊藤莉沙
・志田彩良

パンとバスと2度目のハツコイのあらすじ

「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」と、独自の結婚観を持ち、パン屋で働く市井ふみ(深川麻衣)が、中学時代の“初恋”の相手・湯浅たもつ(山下健二郎)とある日偶然再会したところから物語は始まる。プロポーズされたものの、結婚に踏ん切りがつかず元彼とサヨナラしたふみと、別れた奥さんのことを今でも想い続けているたもつが織りなす、モヤモヤしながらキュンとする“モヤキュン”ラブストーリー。「初恋相手は、今でも相変わらず魅力的だぁぁぁぁあ!!」”恋愛こじらせ女子“の面倒な恋が動き出す!?「結婚」をテーマに、コミカルで人間交差点的な今泉力哉ワールド全開の恋愛群像劇が繰り広げられる。                                                    パンとバスと2度目のハツコイ 公式

 

パンとバスと2度目のハツコイの見所

・深川麻衣の演技

乃木坂46一期生として活躍したメンバーです。14thシングル「ハルジオンが咲く頃」で初のセンターを務めるなど人気を博すなか2016年6月に卒業。2017年には舞台やドラマなど多くの作品に出演。そんな彼女による映画初主演作がこの作品です。彼女の演技は自然体でいてみていて安心します。表現や雰囲気が落ち着いているので、とても自然に入ってきます。そんな演技を観てほしいです。

 

・日常の中の非日常

この作品に波はありません。恋愛映画のように恋に落ちてハッピーエンドはありません。だからこそ、日常にありそうな作品。でも、内容は非日常。

このバランスが観やすいのかもしれません。平凡な日常を切り取ったような作品になっています。

 

・共感できるかもしれない言葉

この映画にはいくつか共感できるかもしれない言葉が出てきます。恋愛や行き方に対する考え方。その言葉はふとした瞬間に発せられるので、注目して下さい。

その言葉に共感できるかはあなた次第ですが、自分は共感しました。

パンとバスと2度目のハツコイのネタバレありの感想

ここからはネタバレと感想を書いていきたいと思います。

まだ見ていない方は控えたほうがいいかもしれません。

 

良くある恋愛をテーマにした映画のように波があるわけじゃない。
だからこそ見やすく、入って気やすいのだと思いました。

そこが苦手な人もいるかもしれません。

でも、私は大好きです。優しい温度感に包まれた映画だと感じました。

 

この温度感をかもし出しているのは深川麻衣さんの演技が影響しているのかもしれません。

平凡な女性、普通っぽさを上手く出している気がしました。
考えていることは変わっていますが。

 

そして、もう一つ。この映画のテーマ、恋愛には考えさせられたし、共感しました。

日常の何気ない場面にそれぞれの恋愛感に対する考えを述べています。それが心に刺さりました。

特に「付き合ってもないのに、その人の事嫌いになれる?
なれないよ。だって、その人の事嫌いになるほど知らないんだもん。

ずっと片思いだからだよ。付き合ってても、結婚してても片思いなんだよ。

この2つは共感しました。

片思いの時って好きという気持ちが強くて、相手の嫌なところって見えないことが多いと思います。実際にそうだと感じました。

女々しい男かもしれませんが、片思いだった人は今でも良い思い出になっています。だからこそ、この言葉は共感できました。

 

そして、もう一つの言葉

ずっと片思いだからだよ。付き合ってても、結婚してても片思いなんだよ。

これって好きに対する真理的な考えかもと思いました。

たぶん考え方やその場の発言は自分とは違うと思いますが。
私が思ったのは常に人は片思いだということです。

相手の心の中はわからない。
だから、自分の大切な人への想いを持ち続けたり、表現するんだと思うんです。

その温度差が一致した時に両思いになっていく。

そして、その対象がだんだんと変わっていくと恋は愛に移り行くのだと考えました。

恋とは自分の中で完結する想い。愛は相手を慕う想い。

ようは自分のためか相手のためかによってということです。

相手の嫌なことを知っても好きでいられること、これが愛になるんだと思いました。

なので、飾らない自分を相手が受け入れてくれるか、そして相手も同じ考えかが大切なんだと感じました。

だからこそ最後のシーン、夜明け前の薄明るい空を見せたことでふみの日常を見せたのだと思います。

『その魅力の本質を知ってしまっても、憧れ続けることが出来るのであれば』と。

 

それと個人的に思ったのは孤独に対する想いが強いということ。

全編を通して孤独を受け入れる覚悟を感じました。

主人公のふみは孤独になりたくないから恋愛をしているわけではありません。
むしろ、1人の時間を大切にしたいと考えています。

その生き方が正しいかはわかりません。

でも、最後まで見ていくと1人でも大丈夫という感じに見えました。

たぶん、自分にはできない生き方です。
ふみは心の強い人間なんだと思いました。

 

この映画は平凡な日常を切り取ったようなお話です。
だからこそ、言葉や表現が心に刺さったり、考えさせられたりするんだと思います。

私は乃木坂時代から深川麻衣さんを応援していたので見ました。
他の役者さんだったら出会えなかったかもしれません。

そう思うと運命的な出会いでした。

この文章を読んで気になってもらえたら、それも運命です。

ぜひ、見てみてください。

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この記事を書いた人

はじめまして、ゆうやけと申します。
このブログでは好きなことや興味のあることを書いていこうと思っています。
主に本、サッカー、映画、ブログ、経験したことなどです。
ドメインのlibraryの単語を間違えてしまうほどおっちょこちょいですが、
大目に見ていただきたいと思っております。
宜しくお願いします。

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